22時半泥。6時のアラームで目が覚める。


早出。


朝はさくさくと仕事がすすむ。涼しいし、自分以外誰もいないから、干渉もされない。自分の世界。世界は自分。


ドタバタ劇は通常の出社時間から始まる。「もうダメ納期出せません」というくらいに仕事の引き合いがくるが、目の前の火の粉を払うのに精いっぱい。


「こんなに注文取ってどうすんだよ。ちゃんと考えて受注しろよ」
と言われても、大局を見渡す時間が取れず、ふたを開けてみると、目を疑うような受注量。毎日社内クレームだらけ。「今がかきいれ時なんです。なんとかお願いします」と土下座。


夜遅くなり、人がいなくなると、そして電話がならなくなると、貯めていた仕事をこなさなければ、と思うのだけど、体が言うことを聞かず、翌朝に回すことにする毎日が始まりつつある。コーラばかり飲んで、一向に仕事が進まないし。レキソタンはあはあ。明日はペットボトルを買って机に置いておこう。タバコをはニコレットに変えて、無為に時間を過ごさないしよう。ニコレット噛むと食事がえらく不味くなってしまうけど、やむを得まい。


帰宅。


食欲がないけれど、無理やり押し込む。ご飯にアクエリアスと牛乳。マヨラーはおいしいと思ってご飯にマヨネーズをかけたりするけど、これは次元が違う組み合わせだ。いくらなんでも。砂を食べているような感じだから、違和感を感じるもなにも、もうなんでもありという状態。家に帰っても目の前の火の粉を払っている……。